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【西宮市肢体不自由児者父母の会】 兵庫県西宮市内に住む肢体不自由児者の親(父母)の会です。発足は、昭和30年後半ごろから個別の活動で、正式な形で会がスタートしたのは1964年(昭和39年)4月1日です。Webサイト https://nishinomiyafubonokai.wixsite.com/2014

父母の会60周年 定時総会

今年度、父母の会60周年。
2023年6月8日(木)11:00より第60回定時総会を開催させて頂きました。会長として、過去60年分の広報誌「父母の会だより」を読み返し、今後の方向性として2点紹介させて頂きました。
 西宮市を世界の福祉モデル都市に

西宮市を世界の福祉モデル都市に
② 父母の会は、父母同志が苦痛をやわらげる相互激励をする会合こそ第一の目的である。

相互激励1

相互激励2

相互激励3
特に②の「恐ろしいことが我々の身近くにもおこってしまった」
子供の障害を苦にして一家心中......と、確かにショックな出来事です。
今でも何処かで同様の事が起こっているのでしょう。
これは障害の有無に関係なく「孤立・孤独」とは、人を心を蝕んでいくもの。
だからこその「相互激励」なのだと.....
 
1972年ということは、50年以上前の記事。
当時の会長/橋爪氏の気付きが時空を超え、私にご教授頂いたような.....気がしています。
私にとっては、父母の会にとっての原点回帰。
 
ご来賓によるご祝辞も原稿を読み上げるようなモノではなく「相互激励」に対して
回答のような知見をご披露頂きとても胸がアツくなりました。
 
西宮市長代理/健康福祉局長/町⽥⽵之様

西宮市市議会/議長/山田ますと様

西宮市教育委員会/教育長/重松司郎様

西宮市社会福祉協議会理事長/副理事長/清水明彦様

ご来賓の皆様に感謝申し上げます。
ありがとうございました。
そして今回、弊会の理事相談役/大前繁雄氏が退任となります。
退任となることは残念ではありますが、大前繁雄氏が弊会だけでなく兵庫県・西宮市に寄せた貢献は大きく、その功績は長く記憶されることでしょう。本当にありがとうございました。

 

兵庫県は「ノーリフティング」を推進する。

兵庫県は「ノーリフティング」を推進する。と、明言されました。

2023年2月21日
兵庫県議会令和5年2月定例会本会議」より
 YouTubeで、目的箇所が表示されない場合は時間帯を参考下さい。
① 一般質問 ---> 大前県議 発言時間は 06:04位〜
 
② 回答 ---> 斎藤知事 発言時間は 25:11〜
 
ようやく? ココまできました。
が...... 「やったような感じ」 になってはいけません。
大切なことは「定着化」です。
施設職員よりも「切迫感」のある障害児者の親こそが原動力です。
勿論、プロのお力添え無しには前に進みません。
「親の熱量」と「プロの伴走」は、セットです。
がんばりましょう〜
 
 
 
 

命がけのパフォーマンス。我々は心魂キッズ団。

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生きることに一生懸命。

 

私自身.....

 

「生きることに一生懸命ですか?」

 

と、(仮に)問われたとして.....

 

「はい」。と、真顔で答えられるだろうか?

 

ジャスミンについて。

 

https://onl.bz/ukmVzas

酒米“辨慶”で味噌造り

播磨日本酒プロジェクト2022「バケツ稲」で育てた酒米“辨慶”を

 

壺坂酒造/壺坂さんが米麹に、

 

そして、

 

ファームハウス/飯塚さんが育てた大豆で味噌作り。

 

西宮からは3名参加!

 

1時間程で仕込み?終了。

 

あとは10月まで寝かせます。

 

酒米“辨慶”で作った日本酒と味噌。

 

今秋が待ち遠しいのである。

 

社会資源としての父母の会

今年「父母の会60周年」。

 

正式には2023年4月1日より60周年Yearスタートです。

 

新年度、

 

国としては、4/1より「こども基本法」施行です。

 

そして、

 

兵庫県では副学籍がスタートします。

※「こども基本法」は令和4年6月15日に国会で可決成立し、令和5年4月1日に施行されます。

 

前回のBlog投稿 にもある通り (1976年5月25日 父母の会だより 第26号)

 

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父母の会とは、

 

肢体不自由児の福祉の推進すること、

 

子どもは未成年だから、

 

代理人として行政に、

 

世論に対して福祉をすすめる運動をせねばならぬとを

 

第一の目的としていた。

 

だが、

 

それは目的の一部であっても第一の目的ではなかったのだ。

 

父母同志が苦痛をやわらげる相互激励を

 

する会合こそが第一の目的である。

 

第3代 会長 橋爪金吉さんのお言葉

 

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現代風に言うと..... ピアカウンセリング

 

「父母の会とは社会資源である」

 

とある会議で感じたことです。

 

辛い事。悲しい事。苦しい事。

 

数え切れない大変な想いをしてきた経験......

 

その耐え難いような経験は、

 

同様の経験をする方々にとっては、

 

掛け替えのない貴重な経験。と言えるのです。

 

昨年度終わり頃に掛け替えのない貴重な経験を

 

若い世代の方々と共有する機会がありました。

 

先輩母の経験とアドバイスは、逞しく麗しく.....

 

キラキラと輝いていて実に美しい場面でした。

 

「父母の会とは社会資源である」。

 

この言葉を実感する良い機会でした。

 

今日から新年度。

 

色々と企画進行中です。

 

人生は長いようで短い。

 

楽しもー !!!