今回のイベント。
父母の会/相談役/大前氏にも同席頂き感謝しております !
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「高知県に学ぶ意味」
【第一部】
滋賀医科大学 / 垰田准教授は、腰痛など職業性疾患の予防が専門で、県のノーリフティングケアの研修にも携わっている。
福祉・医療分野における労災申請数は全国で約1700件(2016年時点)で、うち約8割が腰痛という。「高齢化社会のキーパーソンとなる人材が腰痛に苦しんでいる。低賃金などの問題以外に、職員が体を壊している現状がある」。
垰田准教授は、高齢者や障害者らが利用する社会福祉施設において、職員の死傷病災害件数を都道府県ごとに把握して分析。2007年を100とした場合、全国平均は職員数の増加などに伴って右肩上がりで推移し、2016年は191と9年前のおよそ2倍に増えている。
一方で、高知県は2013年ごろから減少傾向に転じ、2016年は9年前と同水準にとどまっている。職員千人当たりの数値でも同様の傾向を示しているという。
垰田准教授は「全国的に右肩上がりの中、減少傾向は高知だけ。高知は腰痛の発症に歯止めをかけているのではないか。ノーリフティングケアの普及以外に原因が考えられない」と強調する。
単にハード(リフト等)を使うことではなく、ソフトとハード、方針・戦略と組織体制のワンセット
が成立した成果。
【第二部】
一般社団法人ナチュラルハートフルケアネットワーク / 代表 : 下元佳子氏
高知県の成功事例、中心人物は下元佳子氏。代表の下元さんは全国各地から講演依頼は元より高知県内のノーリフト ケア成功事例施設の案内役も務めている。
日本以外にもシンガポール・上海からも.....
NHK高知で紹介され、反響が大きく全国版で放送された。
介護で地域経済(視察ツアーで宿泊・飲食・観光?)も活性化している事実。
「介護は成長産業」
と、語る下元氏の曇りのない直向きな姿勢にいつもいつも引き込まれる。
下元氏の周りには介護のプロ達が集まり真剣に且つ楽しそうに且つ遣り甲斐を持って仕事に取り組んでいる。そんな雰囲気が伝わってくる。
「西宮市もこんな風にしたい」
介護に携わる方々がイキイキと活躍し、介護する人もされる人も笑顔に満ち溢れるようにしたい。
第2 第3の地域創生館ふれぼの展開の為には必要不可欠なノーリフト。
政治・行政をも動かしてきた高知県・下元氏の地道な活動。
徹底的にパクリ、マネを出来るところからコツコツと。
P.S.
日本ノーリフト協会本部は、神戸市にあります。(高知ではありません)
次回は代表理事/保田淳子氏 (<--- リンク)を紹介します。