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【西宮市肢体不自由児者父母の会】 兵庫県西宮市内に住む肢体不自由児者の親(父母)の会です。発足は、昭和30年後半ごろから個別の活動で、正式な形で会がスタートしたのは1964年(昭和39年)4月1日です。Webサイト https://nishinomiyafubonokai.wixsite.com/2014

第56回 全国肢体不自由児者父母の会連合会全国大会

第56回全国肢体不自由児者父母の会連合会全国大会
第53回中国四国肢体不自由児者父母の会連合会岡山大会
【開催要綱】大会テーマ: 「住み慣れた地域で共生社会の実現!」
~障害者理解を進め、本人も家族も活き活きとした人生を送るために~
○趣旨
 「お父さんお母さんは自分の人生を楽しめていますか。 私たちは介助がなければいきていくことは難しいです。 現実問題として介助をしてもらわなければ困りますが、 介助が全てであるような人生を送ってほしくありません。」
「私たちは肢体不自由と呼ばれているけれど、一人ひとり身体の状態、 出来ること、苦手なことは違い、 それぞれみんなが違うことを知ってほしい。」
このような本人たちの声を参考にサブテーマを決めました。
文部科学省は令和7年度末までの整備目標として、 要配慮児童生徒が在籍する全ての学校にエレベーターを設置することを発表しました。 車椅子の子どもが校内を自由に移動する姿を想像するだけでワクワクします。 肢体不自由児のファーストペンギンが普通小へ入学してから約40年。 福祉制度、 教育環境、 移動環境等、 さまざまな分野で肢体不自由児者が生きやすいように社会が変わってきているのは明らかな事実です。
しかし、 階段で上り下りする飲食店に入ることができない 15cm の段差や間口の狭いアパートに住むことができない、 地域によっては予約なしでバスや電車に乗ることができない、 車椅子というだけで就職に不利など、 時代の変遷に伴い新しい課題も顕在化してきていると思います。講演・シンポジウムでは、 支援者、 本人、 親、きょうだい、 それぞれの立場で経験したこと、うまくいかなかった事例、うまくいった事例をお伝えしようと思います。
単なるお困りごとの羅列で終わることなく、 未来志向型の提案を参加者全員で考えていけたらと思います。この社会の不自由さに気づいた私たちだからこそ提案できることがあるはずです。
本人や父母の会の先輩方の声で社会が少しずつ変わってきたように、今を生きる私たちも発信していきましょう。出来ることの中からの選択に慣れてしまわないように、 やりたいことに挑戦していきませんか。 本人も家族も活き活きとした人生を送るために!